太陽シルバーサービス

住宅改修施工事例

座位入浴の提案

要望

安全で安心して自立した入浴をしたい。

問題点

身体状況から、浴槽をまたぐ動作に転倒リスクが高く本人も不安に思っています。また、浴槽がステンレス製で滑りやすい事も不安要素です。

改修のポイント

座位での入浴では横すべりの動作が必要です。横手すりを長めに設定する事で、動作の容易性と安全性が生まれます。

■福祉用具の利用
身体が大柄であるため、安全な動作スペースを考えたところ、空きスペースが有効活用できた為、オーダー製の台を製作しました。
また、浴槽台を浴槽に沈めて使う事で、より安全な入浴動作の確保と、立ち座り時の安全性・身体への負担の軽減も助長されます。

改修前
改修後
性別女性
年齢84歳
介護度要支援1
身体状況脊柱管狭窄症があり手術も行っている。入院が長引き、下肢筋力の低下も見られる。また、手足の震えもある。
移動能力補助を使って自立した移動は行っているが、転倒リスクが非常に高い。
お客さまの声

 退院時は入浴介助も検討事項にありましたが、今ではお一人で入浴されています。ご本人様からは、「座位での入浴に不安もありましたが、一人で安全に入浴出来る事が喜びになっています。」と嬉しい声。 自立した生活に結びつき、結果的に介護負担の軽減や金銭面での負担も軽くなった事は住環境整備の本来の目的を達成出来たケースであると考えています。